昭和の名建築「中銀カプセルタワービル」解体へ 140のカプセルはどうなる?

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コッポラ監督やキアヌ・リーブスも

 箱が高く積み上がったような外観を記憶にとどめている方も多いだろう。建築家・黒川紀章氏の代表作のひとつ「中銀(なかぎん)カプセルタワービル」は、1972年、「新陳代謝」を意味する「メタボリズム」思想に基づいて建設された。「ゴッドファーザー」シリーズなどで知られるフランシス・フォード・コッポラ監督はプライベートで、また人気俳優で監督業も行うキアヌ・リーブスも自作映画ためのロケハンで、このビルの近未来とレトロが同居する独特の雰囲気に惹かれて訪れたことがあるほど、世界的にも知られている。...

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