取り壊される名匠「村野藤吾」建築 創業1615年「丸栄」閉店で

社会週刊新潮 2018年7月5日号掲載

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 丹下健三とともに戦後の建築界をリードした“名匠”村野藤吾(1984年死去)。迎賓館赤坂離宮や日生劇場、広島県の世界平和記念聖堂など数多の設計を手掛けているが、今、彼の傑作と評される建物が取り壊されようとしている。

 それは愛知県名古屋市の繁華街・栄にある百貨店「丸栄」の本館だ。地元記者によれば、

「丸栄の前身である呉服屋の創業は1615年。三越、松坂屋、名鉄と並び“4M”と呼ばれる老舗人気百貨店ですが、2000年に名古屋駅併設のJRセントラルタワーズが開業して以降、人の流れが栄から名古屋駅周辺に変わり、客足が激減。...

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