作家の佐藤愛子さんが『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』(小学館)で、他人が「思った」ことを安易に糾弾することの怖さを説いていた。1941年の真珠湾攻撃を「騙し討ちやないのん」と疑問を抱いた19歳の佐藤さん。電車の中でその話をすると、友人に止められた。「叱られるよ。憲兵に引っぱられるよ」と。
98歳の佐藤さんは、時代と共に正義が変わることを知っている。...
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消えた“美人過ぎる〇〇”という表現 差別、セクハラへの配慮が原因も、トレンドブログでは未だに現役(中川淳一郎)
東北新社から7万円超の接待を受けていた山田真貴子内閣広報官(60)が辞任しました。ネットで「山田真貴子」と検索すると予測変換で「若い頃」という言葉が出ます。これは一体どういう現象かといえば、「おっ、山田さん、美人だなぁ。若い頃はさぞや美しかったんだろうなぁ! 若い頃の顔写真を見たいなぁ」と、多くの人の心を揺さぶっているということを意味します。
「トレンドブログ」と呼ばれる、「かもしれませんね」などの憶測とコピペに溢れた、多くが著作権・肖像権違反のクソサイトで、「山田真貴子がかわいい!若い頃の顔画像は?経歴と夫や子供・家族は?」といった記事(笑)にされ、それをクリックする下心が広告費に化けるのです。...
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