大阪の3歳児虐待死事件 恋人つなぎでお骨拾い…葬儀で見せた母親・容疑者の異様な行動

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「一人で待つのは嫌だから子供をつくりたい」

 大阪府摂津市のマンション一室で交際相手の長男・新村桜利斗(おりと)くん(当時3歳)に浴室で熱湯をかけ、殺害した疑いで松原拓海容疑者(24)が逮捕された事件。桜利斗くんの葬式で母親は、松原容疑者と共に異様な行動を見せていた。

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「9月4日に桜利斗くんの葬儀があったのですが、松原はムスッとして押し黙ったままで、見かねた彼の実母が“あんた、最低やな”と詰め寄った。すると松原は“俺、もう無理や”と突然、桜利斗くんのお母さんにすがりついた。お骨を拾う時には、松原とお母さんが“恋人つなぎ”で手を握り合い、さらに皆を唖然とさせた」(参列者の一人)

 さらに同月7日には、桜利斗くん宅を見舞った複数の知人に対し、母親が“たっくん(松原容疑者)が捕まっても10年でも20年でも待ってる。でも一人で待つのは嫌だから子供をつくりたい”と言いだし、困惑させる一幕もあったという。

「今年4月、桜利斗くんの左頬に大きな平手の痕が残っていたので、母親に“どうしたの?”と尋ねると、“たっくんがやった”と。理由を聞くと、バリカンで桜利斗くんの髪を刈ってあげてた時、松原が“俺にもやらせて”と割って入った。すると桜利斗くんが嫌がったので“じっとしてろや”と頬を叩いたそうです。以前から顔をアザだらけにしたり、松原を怖がって私から離れようとしない姿を目にしていたので“これ以上は命に関わる”と6月、市に訴えた」(母親の知人)

 にもかかわらず、救えなかった桜利斗くんの命――。9月30日発売の週刊新潮では、母親本人や知人、桜利斗くんの通う保育園から摂津市の家庭児童相談課に通報があったにもかかわらず何の動きも見せなかった行政の不作為と併せて報じる。

週刊新潮 2021年10月7日号掲載

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