東京V、「永井監督」電撃辞任の内幕 まだあったパワハラ&暴言に選手は今も辟易

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 東京ヴェルディ・永井秀樹監督(50)の電撃辞任が発表されたのは、9月1日のことだった。表向きの理由は「成績不振」だが、デイリー新潮では7月末に監督の“パワハラ疑惑”を報じている。チーム内で複数名の選手が体調を崩しており、背景にはミーティングで行われる永井監督の吊し上げ指導があった……という内容だ。だが、問題はこれに留まらない。

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「新潮さんからチームへの取材があってもなお、永井監督の独裁体制はなかなか変わりませんでした。十勝合宿も行われないのではないかと思っていたのですが、強行されてしまいました」

 と振り返るのは、東京ヴェルディの関係者。十勝合宿とは、7月29日から3泊4日で開催された北海道でのミニキャンプを指す。コロナ感染者が急増していた最中のキャンプ開催には、チーム内から反対の声が挙がっていた。

なぜか安藤忠雄の動画を見せ…

「パワハラ問題に関する記事が配信されたのはキャンプ初日の朝でした。監督はどう反応するのか、皆が注視していました。で、その夜に行われたミーティングがどうだったかというと、監督は建築家の安藤忠雄さんのインタビュー動画を選手たちに見せ『やることは変わらない、ぶれずにこの困難を乗り越えて皆で突き進もう』といった趣旨の発言をしただけでした。当然、パワハラ問題に関する釈明も謝罪の言葉もありませんでした」

 世界的建築家のビデオを見せた真意は定かではないが、永井元監督が自身のパワハラ報道を重く受け止めてはいなかったことは確かだろう。また別のチーム関係者は「合宿前の永井監督はイキイキしていましたよ」と証言する。

「記事が出る前の取材があった段階で、永井さんは信頼するチーム関係者を個別で呼び出し、『事実無根をメディアにリークするような奴は許さない!』と鼻息も荒かったそうです」

 それもそのはずである。

「『チームに対する批判をした者は、どのような内容であろうと耳にした時点でチームから排除する』と、永井さんはたびたび口にしていました。だからチーム内では監督について口にすることは慎重になっていましたね。こんなことをいう指導者はいないでしょうから、新入団の選手たちは当惑していましたね」

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