東京V、「永井監督」電撃辞任の内幕 まだあったパワハラ&暴言に選手は今も辟易

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他にもパワハラが…

 永井氏の“パワハラ”はスタッフにまで及んでいた、と語るのはチーム幹部である。

「実を言うと、永井監督のパワハラの被害者は選手だけではありません。チームに帯同している20代の女性スタッフにも『夏までにお前の体重を増やしてやる』と言っては遠征先の夕食会場で自らの手で大量のバターを塗りたくったパンを無理やり食べさせていました。他にもお椀に山盛りのご飯を食べさせる、なんてこともありましたね。しかも、女性スタッフが食べ終わるまで監視したりするんです。正確に言えば、パワハラでありセクハラですよ」

 選手たちだけのみならず、スタッフも被害者だったというのだ。

 改めてヴェルディに永井氏の問題行動の数々を尋ねると「コンプライアンス委員会を立ち上げ調査をしていることを理由に回答を差し控える」とコメントした。

 メディアの追及から逃れるためか、辞任後、永井元監督は都内のホテルで寝起きしていたという。知人の手を借り愛車のポルシェやベンツは近場の駐車場に置いているというから、よほど大事なのだろう。

 9月11日に永井氏は自身のSNSに“ヴェルディ愛”を綴った。だがいまだパワハラ疑惑についての言及はない。共に戦っていた選手、そして応援していたファンのためにも、本人からの説明が待たれる。

デイリー新潮取材班

2021年9月19日掲載

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