塾講師からライターに転身した石原たきびさん 人生の転機になった瞬間とは
学習塾に就職した理由
『酔って記憶をなくします』などの編著書を持つライターの石原たきびさん。塾講師だった彼がライターという全く違う仕事に就くに至った、意外な転機とは……?
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出版業界に入ったのは遅咲きの28歳。それまでは東京郊外、東久留米市内の学習塾で中学生に数学を教えていた。その仕事に就いたのには、ちょっとした経緯がある。
地元の高校を卒業後に進学した信州大学時代は俳句に傾倒。また、バブル崩壊直後ということもあって、就職活動はうまくいかなかった。...