新横綱「照ノ富士」が伝達式で「品格」と口にしたワケ 「白鵬とは違う」という矜持

スポーツ

  • ブックマーク

 来月の秋場所を楽しみに待つ好角家も多かろう。新横綱となった照ノ富士の実力は誰もが認めるところ。ケガの多さで短命に終わるとの懸念も囁かれるが、実は引退後のプランもしっかり描いているんだとか。

 ***

「謹(つつし)んでお受け致します。不動心を心がけ、横綱の品格、力量の向上に努めます」

 第73代横綱への昇進が告げられた伝達式で、照ノ富士(29)は、ことあるごとに角界で物議を醸す「品格」の2文字を口にした。

 これには彼の来歴が強く影響していると話すのは、古参の後援会関係者。...

つづきを読む