飛行機事故死・向田邦子さん「神はあまりにむごい」 卓越した筆の力で今なお多くの人を魅了

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 この8月22日、作家・向田邦子さんが亡くなって40年になる。

 その日、午前9時54分、向田さんが搭乗した遠東航空103便(ボーイング737型機)は、台北を発(た)ち、高雄空港へと機首を向けていた。機体に異変が起きたのは、離陸から16分後の午前10時10分。台北からおよそ西南150キロの三義村・火焔山(標高601m)の山中に航空機は墜落した。乗員乗客110名全員が死亡するという、台湾の航空事故としては、犠牲者がもっとも多い(当時)大惨事となった。...

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