東京藝大生が「あいつは天才」と噂 “口笛”で藝大合格した奇才

国内 社会

  • ブックマーク

 累計40万部を突破したノンフィクション『最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―』(二宮敦人・著)は、社会現象にもなった前人未到、抱腹絶倒の探検記。そこには天才から天才と呼ばれる人間が存在する。たとえば口笛の世界チャンピオン、青柳呂武がそうだ。藝大に口笛で入った男、青柳の絶技を文字で堪能してほしい。あるいは、設計図を自作し1000以上の部品を手作りして絡繰り人形を制作する佐野圭亮。「現代の田中久重(江戸時代から明治にかけて活躍した発明家で「東洋のエジソン」と呼ばれた)」と称される佐野の専攻は、絡繰り人形とは関係ない「漆芸」だ。...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。