1932年のロス五輪、男子100m決勝に残った吉岡隆徳 神経を鋭敏にする訓練とは(小林信也)

小林信也 アスリート列伝 覚醒の時 スポーツ 週刊新潮 2021年7月1日号掲載

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 1932年8月1日、今から89年前のロサンゼルス五輪。陸上男子100メートルで決勝に進出した日本人選手がいた。「暁の超特急」と呼ばれた吉岡隆徳(たかよし)だ。

 号砲が鳴ると真っ先に飛び出したのは身長165センチの吉岡だった。...

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