東京・中日新聞、2カ月間に記者3人がセクハラ処分 うち1人は飲酒運転で停職の過去

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「言行不一致」

 中日新聞では06年、生活部の記者が飲酒運転で摘発されており、この時は停職3カ月の処分が下った。

 一方の辻渕氏は停職2カ月。この処分は甘いのではないのかと週刊新潮が中日新聞に質問すると、当時の編集局次長は以下のように答えた。

《私たちは別に処分が甘いとは思っていません。生活部の記者は飲酒、無免許の常習だったので停職3カ月でしたが、今度は常習ではないので、前と同じ処分にするわけにはいかない。それでも副参事から主任に降格したので、社内的には厳しい処分なんですよ》

 インターネットの検索エンジンに辻渕氏の名前を入れてみると、中日新聞北陸支社の記者コラムが表示される。今年2月27日にも掲載されていることが分かる。

 今回の処分で同じように中日新聞に取材を申し込むと、「お尋ねの件につきましては、お答えできることはありません」との文書がFAXで送られてきた。

 それにしても、飲酒運転の次はセクハラ。ずいぶんと立派な記者がいたものだ。

デイリー新潮編集部

2021年6月28日掲載

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