「小林麻耶」もハマった”子宮系”が壱岐島に上陸で島民は困惑 「子宮の声を聞く」怪しげな集団 

エンタメ 2021年06月26日

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 玄界灘に浮かび、「古事記」や「魏志倭人伝」に描かれてきた長崎県・壱岐島が騒がしい。かの女子アナが傾倒したスピリチュアルな集団が上陸。その後、由緒正しき神社の宮司と“リーダー格”が結婚したが、この女性も、何やら妖しいと専(もっぱ)らの噂。神々が宿る島に何が起きているのか。

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 壱岐島は九州本土と対馬の間に位置し、古来、交易と防衛の要衝だった。島内には150もの社が点在し、神々の島とも言われる。

 静寂な土地に異変が起きたのは、2016年頃。いわゆる「子宮系女子」と言われる集団が島に出入りするようになったのだ。子宮系スピリチュアルを観察しているウェブライターの黒猫ドラネコ氏が解説する。

「彼女たちは子宮の声を聞くという大義名分を掲げ、好きに生きても人生が上手くいくと考える自己啓発集団です。その界隈で人気を誇るHappyという女性が16年頃から島を訪れるようになり、地元で不動産を購入。ゲストハウス『月の器』という拠点を設けました」

 Happyは元TBSアナの小林麻耶と親しいことで知られ、次第にHappyの信者も来島。観光客増に寄与した、と市の観光大使に就任することになった。ところが18年、島外から2千人を集めたイベントで騒音トラブルなどを起こして、市議会で問題視され、大使を解嘱。入れ替わるように移住してきたのが、Happyの親友で「子宮委員長はる」という名前で活動していた八木さやという人物だった。

「1985年生まれの彼女は過去に吉原のソープ嬢だったことを公言しているブロガーです。15年頃から“子宮を大事に”と説く書籍や女性器に入れるパワーストーンを宣伝し、セミナーで女性からの人気を得るようになりました」(同)

 彼女は「月の器」を買い取った上、今年2月に地元・男嶽(おんだけ)神社の38歳の宮司と結婚した。猿田彦命(さるたひこのみこと)を祀り、現宮司は78代目という古くから続く社。八木さやは現在、夫の姓を名乗り吉野紗弥佳として活動中だ。

「麻耶ちゃんの推薦」

 教祖のような女性にさる氏子が困惑して言う。

「彼女は一昨年、急に1千万円を紙袋に入れて奉納にいらして面食らいました。お金はお返しして、宮司との結婚は披露も報告もないけん、分からんとです。神社がおかしな方向に行かんといいのですが……」

 では当の吉野紗弥佳本人に聞くと、彼女も小林麻耶と関係があったと語る。

「麻耶ちゃんとはご飯に行ったのも1回だけど、私がTBSの『有田哲平の夢なら醒めないで』っていう番組に出たことがあって、それは麻耶ちゃんが推薦してくれたからなの」

 Youは何しにこの島へ?

「前の旦那との結婚式で島に初めて来たら、魚が食べられなかったのに、お刺身が美味しくて……。この島に一目惚れして、ここで生きていくって。彼(宮司)はタイプじゃなかったけど、(前夫と)離婚することになってから、“誰かいい人いない?”って聞いたら“僕どうですか”って。好きな人と一緒になっただけです」

 で、奉納金については、

「壱岐に来て売っている商品の売り上げが億を超えるようになった。これって誰のおかげかなと思ったら、神様でしょ。だから、ご縁のあった神社に奉納しました。神社から返すと言われたけど、困るから、最終的に“貸す!”って押し付けた」

 壱岐島は2度の元寇で壊滅的な被害を受けた。突如来襲した彼女が島にもたらすのは混乱か、それとも――。

週刊新潮 2021年6月24日号掲載

ワイド特集「郵便配達は二度ベルを鳴らす」より