U-24、ジャマイカ戦に快勝 1年前に考えられなかったメダルも

スポーツ 2021年06月15日

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初戦が天王山!?

 東京五輪に臨むU-24日本代表とジャマイカ代表の試合はU-24日本が4-0で圧勝した。U-24日本はこれで活動を一時停止し、東京五輪のエントリーメンバー18名を決定後(発表は6月22日の予定)、7月12日にホンジュラス、17日にスペインと親善試合を行い、22日の南アフリカ戦で五輪の初戦を迎える。

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 そして6月12日のジャマイカ戦のスタメンは、東京五輪のベストメンバーに近いと言っていいだろう。

 GKは谷晃生(20)。DF4人は右から酒井宏樹(31)、吉田麻也(32)、町田浩樹(23)、旗手怜央(23)。ダブルボランチは遠藤航(28)と田中碧(22)。攻撃陣の2列目は右から堂安律(22)、久保建英(20)、三笘薫(24)。そして1トップが前田大然(23)というスタメンだった。

 負傷でチームを離脱したCB冨安健洋(22)の代わりに町田、1トップの上田綺世(22)の代わりに前田が出場したが、恐らく彼ら2人がバックアッパーとして横内昭展監督(53)はスタメンに起用したのではないだろうか。

 そして試合には2つの顔があった。

 久保の偶然とはいえ恐らくサッカー史に残る4選手の股間を抜く先制点。三笘のドリブルによる攻め上がりから、最後は交代出場の上田が技ありのループで決めた3点目。そして同じく交代出場の相馬勇紀(24)がドリブルでGKをかわしてからアシストした堂安の4点目。いずれも鮮やかなゴールだった。

後半は試合が停止

 五輪のメンバーに生き残るために前線の選手はゴールという結果が求められるが、三笘と相馬はシュートではなくアシストという最善(森保一監督[52]がよく使うフレーズでもある)の結果を選択したことは高く評価したい。加えて、そうした決定機を確実に決めた上田と堂安の落ち着きも頼もしく感じた。

 久保、堂安、三笘の2列目の選手による攻撃のハーモニーは、A代表の2列目、南野拓実(26)、鎌田大地(24)、伊東純也(28)と遜色なく、改めて彼らの直接対決を見たいと思ったほどだ。カタールW杯に向け、日本のストロングポイントであることは間違いないし、五輪後の競争激化が楽しみでもある。

 ところが4-0とリードした後半20分以降、横内監督が攻撃陣のメンバーを入れ替えると、試合は途端に停滞した。

 チームとしての攻撃は影を潜め、個人技頼りの散発攻撃となる。正直、「もう試合は終わった」と思った。

 試合後の横内監督は、18名の選手選考に関して問われると、「う~ん、あの、骨格はある程度、見えてきたかな」と考えながら話しつつ、「スタッフの意見を含めてもう一度見直したいかな」と慎重な姿勢を崩さなかった。

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