北極冒険家はいま「書店」で冒険している

国際

  • ブックマーク

 神奈川県大和市。小田急線・桜ヶ丘駅を降りると、正面に「冒険研究所書店」と書かれた紺色の看板が見えてくる。冒険に研究所に書店。あまり見たことがない言葉の並びだ。

 2階へ続く階段を上ると、壁一面の本に囲まれた陽が差し込む部屋の中で、店主が棚に本を並べていた。

 荻田泰永さん(43)。2017年の「植村直己冒険賞」を受賞した北極冒険家だ。5月24日にオープンした「冒険研究所書店」は、彼が自身の事務所をリニューアルして開いた店なのである。

約4カ月での異例のオープン
...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。