「小学生の知人娘への性的暴行」で逮捕 ロリコン男の8年前の犯罪が掘り返されたワケ

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裁判の行方は?

“魂の殺人”とも言われる性暴力被害はこれまで以上に、metoo運動の高まりなどを受け、社会の大きな関心事となっている。

 中でも注目されたのが、当時19歳の実娘に対して性的暴行を加えたとして、父親が2件の準強制性交等罪で起訴されていた愛知県の事件だった。検察は父親に懲役10年を求刑していたが一審では無罪。控訴審が開かれた名古屋高裁では一審が破棄され、一審での求刑通り「懲役10年」の判決が言い渡されている。昨年3月のことだった。

「今回のケースではハードディスクのデータが存在していますから、強制性交容疑で起訴され、裁判でも認定されると思います。強制性交は5年以上の懲役とされていますが、犯行が執拗で発覚を恐れてデータを消去するなど悪質性もあり、より厳しい判決を予想しています」

デイリー新潮取材班

2021年6月2日掲載

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