堀北、知英、高杉、岡田健史…人材流出続く「スウィートパワー」社長の存在は“親以上”

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岡田社長の謝罪

 岡田社長の動きは速く、突然、民放キー局のドラマ制作フロアに現れたという。

「『お騒がせして申し訳ありません』と謝罪した上で、明るく振る舞っていました。実は、文春がセクハラ問題を報じた時も、同じように『私の不徳の致すところです』と謝罪し、頭を下げて回ったのです」(同・関係者)

 ただし、岡田社長の謝罪がテレビ局側に歓迎されているわけではないという。

「スウィートパワーの“タレント力”が落ちているのは明確です。そもそも堀北真希さん(32)の結婚引退で、看板女優を失いました。黒木メイサさん(32)や桐谷美玲さん(31)も、本格的な活動とは程遠い状態です。

 内山理名さん(39)には、あまり需要がありません。これで高杉さんと岡田さんが抜けたとなると、事務所の経営もかなり厳しくなるでしょう。まさに“驕る平家は久しからず”です」(同・関係者)

岡田社長の“魅力”

 かつてのスウィートパワーは“平家”という形容にふさわしく、芸能界で独自路線を歩み、圧倒的な存在感を発揮していたという。

「岡田社長は、まさに立志伝中の人物です。自ら全国を歩き、美少女の噂を聞けば、学校の校門で待ち構えて自分の目で確かめます。『売れる!』と確信したら家を訪問し、家族ごと口説き落としてしまいます。

 彼女の“審美眼”は百発百中と言われました。原点は愛知県瀬戸市で発見した瀬戸朝香さん(44)で、岡田社長は独立前で芸能事務所のスカウト担当でした」(同・関係者)

 その後、福岡県で有坂来瞳(41)をスカウトし、岡田社長も独立を果たす。関係者は岡田社長が「有坂をどうぞよろしくお願いします」とテレビ局で懇願する姿を鮮明に記憶しているという。

「岡田社長に会ったスタッフは、大半が好感を持つのではないでしょうか。ボーイッシュな出で立ちと気さくな人柄が強い印象に残ります。

 現場に必ず足を運ぶので、プロデューサーと意思疎通を密にしていましたね。そして何より、ADやタイムキーパーさんにも挨拶を欠かさない謙虚さは頭が下がります」

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