熊田曜子の夫はDVで逮捕 彼女はしっかり者で何事にも細かい妻 過去の発言で検証

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しっかり者か細かすぎるか

 熊田が夫に出会ったのは27歳の時だった。当時、彼女は結婚に焦っていたことを複数のインタビューで答えている。

《「そんなときに、知人に紹介されて出会ったのが今の夫。『結婚前提じゃないと付き合えない』と、ちゃんと話をしてから付き合い始めました」》(「With」17年7月号)

 彼女が意外にしっかりしていることを指摘していたのが、ラジオで共演していたテリー伊藤だ。彼女が過去に交際した男性と別れた理由を聞き出す中でのこと。

テリー あとは「派手で華やかな熊田曜子」とつきあったつもりだったのに、実はめちゃくちゃきちんとしてる中身とのギャップに、男がついて行けなかったりとか。

熊田 ああ、そういう外見と内面の差に驚かれることはよくありましたね。結婚した男性は普通のサラリーマンなんですけど、最初にあった大勢での御飯会の時に、私がタバコを吸わないことにびっくりしたそうですから。

テリー 芸能人って悪いイメージ持たれるからなぁ(笑い)》(「アサヒ芸能」15年4月16日号)

 結婚直後にも、テリー氏は同様の指摘をしている。

テリー 旦那とは毎日どんな話をしてるの?

熊田 私がおしゃべりなほうので、だいたい聞いてくれていますね。

テリー 熊田からはどんな話をするの。

熊田 すごいささいなことですよ。「今日何食べる」とか、「仕事、何時に終わる?」とか。

テリー ケンカは?

熊田 ないですね。

テリー 旦那は幸せだよな。熊田は芸能人としてももちろんだけど、その前に女性としてちゃんとしてるから。》(「アサヒ芸能」12年10月18日号)

 しっかり者であるようだ。ところが、しっかりし過ぎているところもあったようで……。

熊田 夜8時には絶対に帰宅してほしいとか、土日は必ずメールが欲しいとか。結構細かいんですけど、実はこれでも条件を下げたほうなんです(笑)。最初は夜6時に帰宅しないと嫌だと思っていたくらいで。

――そりゃ公務員でも無理ですよ!

熊田 ですよね(笑)。ほかにも言葉遣いが優しくないとダメ、親の誕生日を覚えていなきゃダメ……ともうダメダメづくしだったので、条件が厳しすぎると友達にも言われていました。》(「週刊大衆」13年5月6日号)

 現在の夫はもちろんこうした条件を、

熊田 すべてクリアしていました。この人しかいないと思って、私から猛アタックです(笑)。》(同)

 彼女の猛アタックで結婚したのだ。さらにこう本音を明かしている。

《私は週に最低6日は会いたいし、相手の家族や友達にも会いたい。それだけでなく、自分の友達にもどんどん会わせちゃうタイプ。何でも共有したいんです。彼が、私のそういう部分を嫌がらず受け入れてくれたのは大きかったと思いますね。》(「With」12年12月号)

 今となっては、夫が彼女を全面的に受け入れていたのかは疑問だ。あまりに細かすぎるところがあったからだ。

 それを対談で警告していたのが、オネエ言葉の僧侶、水無昭善氏だった。すでに夫と入籍直後ではあったが、まだ発表前だった。彼女が同居していた母とのケンカの原因について語っていた時のこと。

熊田 鰹節の袋を、クリップで止めるか、輪ゴムで止めるかとか。あとは便座のふたを上げっぱなしだとエコにならないからすごく嫌なんですよ。家へ帰って母親がいなくてふたが上がりっぱなしだったりすると、電話までして「また上がってたよ。もう電気料金払ってね!」って(笑)。あとは、ゴミの分別。例えば、ペットボトルで……。

水無 はい! もうそこまで! アンタ、細かすぎるわ~(笑)。お嫁にもらってもらえないわよ?

熊田 これが姑だったら嫌だと思いますけど、嫁なら大丈夫ですよ。

水無 旦那が嫌になるのよ、キチキチし過ぎている女は。そういう女房だとね、男は浮気するよ。

熊田 えっ! それはどういうことですか?

水無 完璧すぎるから。男性と一緒に住んだことはまだないのよね? 一緒に住むとなったら、ダンナの靴下から、足のつま先、頭のてっぺん、髪の毛1本まで口を出すよ、たぶん。

熊田 ええ~っ、言うかなあ。

水無 言うわよ。歯ブラシの置き方がどうの、洗面台に水がはねてるだの、コップの置き場所がどうの。》(「月刊宝島」12年6月号)

 なかなか鋭い指摘である。だが、熊田は食い下がるのだ。

熊田 ああ、そうかも……。でも、きちんとすることを教えることはできないんでしょうか?

水無 男の人は嫌がるよ。「うるっせえな~」って。最初はいいかもしれないけれどね。初めのうちは「しょうがないな」って男も応えるし、女もいちいち口出しするのを幸せと感じるのよ。でも毎日になればイラッとするよ~。そのうち、「大した稼ぎもないくせに」って始まる。男は息が詰まって浮気に走る(笑)》(同)

 夫がまさか浮気をしたわけではなかろうが……。はたして、熊田夫婦の口論のきっかけは何だったのだろうか。

デイリー新潮取材班

2021年5月26日掲載

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