元小結「竜電」が愛人に中絶強要 お腹の子は“人じゃない”…相手女性が涙の告発

スポーツ 週刊新潮 2021年5月27日号掲載

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「俺の希望を言っていい? ばれないこと」

 高田川部屋に所属する元小結の竜電(30)に、3年間にわたる不倫関係が発覚。しかも相手を妊娠させ、中絶を“強要”、それを金銭で口封じしようとしていた。彼の非道な行いを、相手女性が告発する。

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「私は出産直後には40歳になる年齢だったので産みたいと思っていました。しかし、彼は堕ろす方向でしか話をしてくれませんでした。“俺の希望を言っていい? ばれないこと”としか言わず、子どもは堕胎するしかなかったんです……」

 そう涙ながらに語るのは、関西在住の中野裕子さん(仮名=40=)。彼女の言う「彼」とは、現在は東前頭14枚目の竜電のことだ。もっとも現在行われている夏場所は「新型コロナウイルス感染防止対策のガイドラインに抵触する行為があった」として休場させられている。その原因となったのが、この女性トラブルだ。

 裕子さんが竜電と親密な関係になったのは、2018年春頃だった。もともと竜電のファンだった裕子さんは、巡業中にサインをもらったりしていたという。ある巡業の際、知人に誘われてその知人や竜電と食事をすることになり、その日のうちに男女の関係となった。

 このときまだ竜電は独身。が、しばらくして裕子さんは、婚約者がいることを打ち明けられた。

「後日、“内緒にしてほしいけど今度婚約するんだ”とLINEがきたんです。あまりにも驚いて電話すると“それでも裕子に会いたい”と言ってくれました。いけないことだと思いながら、彼への気持ちを断ち切れず、関係を続けることになったのです」

「え、ほんとに? どうするの?」

 その後、二人は巡業や本場所の度に、宿泊先のホテルで逢瀬を重ねた。その関係のかたわら、19年2月には竜電が5歳年上の元看護師との婚約を発表し、6月には式も挙げている。それでも裕子さんとの仲は変わらなかったが、11月に彼女の妊娠が発覚。これを知った竜電の態度は、あまりにも冷たいものだった。

「エコーの写真を見せたら、もういきなり堕ろすための手術の話をされました。世間や奥さんにばれることを何より恐れていたんです。正直、ショックでした」

「お腹の子は“人じゃない”」

 話し合いの末、関西の病院で中絶手術を受けることになった。が、手術を受けるかどうかは最後まで迷っていたという。

「手術数日前に母子手帳を役所でもらっても、彼は“ばれると山梨に帰れなくなる”“二つの家庭は養えない”と繰り返すばかりでした。当日も彼に産みたい旨を伝えましたが、“朝稽古を抜けるの大変だったんだよ、時間ないよ”と促され、手術の手続きをしたんです。診察を待つ間も“手術したくない”と伝えたら、“(お腹の子は)人じゃないんだから”とまで言われました」

 我が子を失った自責の念に苛まれた裕子さんは、鬱症状だと診断されたという。今年4月には「関係を清算したい」と竜電から別れのLINEが届く。1500万円での示談を持ち掛けられたが、拒否した。

「この件を口外しないという規定が設けられていた上、お金で解決しようという誠意のない姿勢に失望し、お断りさせていただきました」

 竜電の代理人弁護士は、

「日本相撲協会コンプライアンス委員会の調査中のため、回答できません」

 と答えるのみ。5月20日発売の週刊新潮では、裕子さんが告発する竜電の所業の全貌を報じる。