56歳「近藤真彦」独立で考える、すっかり影が薄くなった“おじさんジャニーズ”は?

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 GW中の4月30日、ジャニーズ事務所は、昨年11月に自身の不倫報道を認め無期限で芸能活動を自粛中だった歌手のマッチこと近藤真彦(56)が同日付で事務所を退所し、独立したことを発表した。

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「大物タレントの退所の際には、通常、各紙の担当記者を集めての事前レクチャーがあるものです。しかし、今回は担当記者たちでさえ寝耳に水でした。近藤は芸能活動とともにレーシングチームの監督としての活動も自粛しています。そちらの稼働を優先したようです。加えて、不倫相手との関係清算をジャニーズの幹部から迫られ、それを突っぱねたことも退所に至った原因と言われています」(スポーツ紙記者)

 近藤はデビュー年が所属タレントの中で最も古かったことから、ジャニーズでは〝長男〟と言われていた。今後、このポジションに座るのが、少年隊の東山紀之(54)である。
 東山は5月2日、メインキャスターを務めるテレビ朝日系情報番組「サンデーLIVE!!」(テレビ朝日系)で近藤の退所について言及。厳しい表情で、後輩にも支えてくれたファンにも何の報告もなかったことを指摘し、「(近藤の)退所のコメントでもすごく薄っぺらく感じるんですね」などと苦言を呈した。

「あの時は、完全にジャニーズの〝長男〟としての発言でしたね。後輩タレントたちのためにも敢えて汚れ役を買って出たわけですから。皆が思っていることを言ってくれたわけですから、ジャニーズの幹部も後輩たちもスカッとしたと思います」(テレビ局関係者)

 ご承知のように、東山は少年隊でデビューした。もっとも、10年以上グループとしての活動はなく、テレ朝系で主演の刑事ドラマ「刑事7人」がシリーズ化されるなどすっかりソロで活躍中だ。昨年末に退所した、残るメンバーの錦織一清(55)と植草克秀(54)とは対照的である。

「錦織は演出もできるのでなんとか食って行けるかもしれません。植草は橋田寿賀子さんの代表作『渡る世間は鬼ばかり』シリーズに出演していましたが、橋田さんが亡くなったため、このドラマも打ち切り。となると、新たに役者の仕事が来るかといえば、なかなか厳しいでしょうね。一応、2人とも特例で『少年隊』を名乗ることを許されているが、東山が2人と同じステージに立つ気はなさそうです」(音楽業界関係者)

 新しい長男の東山は絶好調なら、〝次男〟以下の〝おじさんジャニーズ〟はどうなのだろうか。退所した近藤は現在、56歳である。ここでは、アラフィフのジャニーズを取り上げよう。

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