急に「解決金を払う」と言いだした小室圭さんに宮内庁が口が裂けても言えないコト

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突然の解決金

 更に翌9日には、加地隆治・皇嗣職大夫が定例記者会見で眞子さまのコメントを明らかにした。「今回発表された文書を読まれていろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」というものだった。

 宮内庁も眞子さまも一丸となって“小室文書”によって国民が納得してくれるように求めた。ところが、である。それから4日後の12日、小室氏の代理人はメディアの取材に応じ、「解決金を渡す意向がある」ことを明らかにしたのだ。

 NHKが同日に報じた「小室圭さんの代理人『解決金を渡す形で解決する意向』 母親と元婚約者との金銭問題」から一部をご紹介しよう。

《(代理人は)基本方針としていた十分な話し合いによる解決は難しいとする一方で、元婚約者の男性に支援を受けたことは間違いなく、小室さんも母親も一貫して感謝の気持ちを持っていると述べました》

《その上で、「今の時点では、話し合いというよりも、小室さんが元婚約者の男性に解決金を渡す形で解決する意向がある」と明らかにし、小室さんがこの点についても眞子さまと相談していると話しました》

宮内庁と小室氏の関係

 一体全体、何があったのか。つい数日前に解決金は払わない、《一般的には金銭トラブルと呼ばれていますが、切実に名誉の問題でもありましたし、今でも、同じように受け止めています》と啖呵を切ったばかりだったではないか──。

 小室氏の言動は全く理解に苦しむとしか言いようがないが、宮内庁への配慮も全くなかったことに気付く。

 何しろ宮内庁のトップが「非常に丁寧に説明されている」と太鼓判を押したにもかかわらず、数日が経過すると、その内容が書き手によって否定されてしまったのだ。皇室ジャーナリストの渡辺みどり氏は、こう指摘する

「文書が発表されるまでは、宮内庁と小室さんは歩調を合わせていたように見えていました。文書の内容についても、宮内庁長官と眞子さまご自身が評価していると明らかにされました。ご結婚に賛成か反対はともかくとして、眞子さまと小室さんがご結婚にむかって動き出されたと感じた方も少なくなかったと思います」

 昨年12月に西村長官が説明責任を求め、今年4月に小室氏は文書を発表した。この流れからも、両者の間でしっかりとコミュニケーションが取れていたことがうかがえる。

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