「加藤浩次」契約解除の”アッサリ”さ、そして「宮迫博之」がやっぱり許されない理由

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“何か困ったことがあったら”と言った人物

 これが本当なら、宮迫はカネを受け取っていた事実を伏せていたことに加え、真実ではないことを話していたことになる。

 ここで話は再び加藤に戻る。

 加藤は宮迫らの会見で世間は「アンチ吉本」に傾いていると考え、「吉本の執行部一掃」に打って出たわけだが、

「加藤だけでそんな大それたことは判断できることではなく、彼のところにはいろんな声が入っていたようです。例えば、安倍晋三首相との親密な関係が取り沙汰された政財界、芸能界に顔が利く人物は、“何か困ったことがあったら言ってくれ”と伝えていたようです。そういった“応援団”と世論の後押しを受けてというかほだされ、会長社長の引責辞任を求め、実際に大崎会長と3時間も面会したんですが、中身はスカスカだったそうです」

 ギャラの取り分は加藤8に対して吉本2だという。加藤はエージェント契約に何を求めていたのか。

「話し合いの場で加藤は平身低頭で、とても匕首(あいくち)を突きつけて、会長のクビを取ろうと言った男には見えなかったと言います。突っこんだ話は全くないし、自発的に会長・社長が辞めるのを期待していたことくらいでしょうか。大崎さんは義理と人情には厚いけど、ビジネスに関してはドライでクールなところはもちろんある。契約という形で、ドライでクールにやろうという加藤の土俵に乗るなら、ハナから結論は出ていたのかもしれません。吉本は才能の塊だし全キー局が出資している関係もあって、代わりは正直いくらでもいるのが現実ではないでしょうか」

『吉本をクビになってますやん』

 その一方で、フライデー2月26日号は、吉本を退所する芸人が相次いでいることを取り上げ、大崎会長に直撃している。その中で、吉本に秋波を送る宮迫について問われた際に、大崎会長はこう答えたと報じられた。

《いや、もう戻らんでええと思うで。いちいちYouTubeでネタにすんなって話や。辞めてまで吉本のことネタにすんなよって。今、十分稼げてるんやから、ややこしいことしなくてええやろ。テレビ局と直接やったらええやん。吉本がテレビ局に圧力かけたり、逆にテレビ側が気をつかって降ろすとか噂されてるけど、そんなんあるわけない》

 再び、芸能デスクの解説。

「大崎さんは宮迫については、『吉本をクビになってますやん』というスタンス。掘り下げると、吉本に迷惑をかけておいて、ギャラを受け取っていないとウソをつき、さらにテープの一件で吉本はさらに突き落とされたという思いが募っているんでしょう。田村亮やその後に脱税が報じられるチュートリアルの徳井義実は復帰を許されていますが、宮迫は大崎さんの眼の黒いうちは難しいのではないでしょうか」

 自業自得ということなのかもしれないが、世間の空気は簡単に変わりやすいから、敵に回す相手はちゃんと考えたほうがよさそうだ。

デイリー新潮取材班

2021年3月15日掲載

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