住民を避難させ津波に呑まれた「消防団員」の兄が語る「まだ弟の気持ちが分からない」 #あれから私は

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「俺はまだ弟の気持ちがわからないんだ」

 停電で鳴らぬサイレン、押し寄せる津波。岩手県大槌町の消防団員だった越田冨士夫さん(57)=当時=は、住民避難のために最後まで半鐘を鳴らし続け、「殉職」した。地元で墓を守る兄が現在の胸中を語った。

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