news23「小川彩佳キャスター」が直面する「離婚・番組降板」というリアル

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同情されにくい

 夫の不倫を週刊文春で告発されたnews23の小川彩佳キャスター(36)が、離婚と番組降板という現実に直面しているという。それぞれ可能性はどれくらいあるのだろうか?

 TBSの幹部職員によると、

「不倫騒動後、小川さんは気丈に出演を続けているという印象を持っています。ご自身の不祥事ではありませんし、まして小川さんが妊娠中の不倫ですから本当に気の毒で、世の中の捉え方もそういった感じだとは思いますが、一方で小川さんのキャラクターなどで、悪い言い方ですが“損をしている”部分があるとみています」

 具体的にどういう点なのだろうか。

「本来は可愛げや愛嬌がある人なんですが、それが伝わらないんですね。父親は慶應医学部の耳鼻科の教授でサラブレッドですし、真面目な表情で世の中の不条理にツッコむ印象から『強い女』というイメージがあり、同情されにくいということはあるでしょう。『報ステ』から『AbemaPrime』のキャスターになった後に退社してnews23の看板になったことも、計算高いと見られがち。大手ではなく個人事務所だから、何かトラブルがあったときに守ってもらえないという哀しい現実もあります」

 現実という意味では視聴率という厳しさも当然ある。

「news23は亡くなった筑紫哲也さんのリベラルなイメージを引きずっていて、それはそれで悪いとは言いませんが、出演する元朝日新聞記者の星浩さんとか小川さんも含めて、それを超える存在感は示せていない。厳しい言い方ですが、『拡大再生産』できていない」

不満を溜める人々

 4月からライバルのテレ東「WBS」は10時台に移るが、日テレの「zero」は同じ時間帯のままで、他局のバラエティの存在やそもそもの話としてNetflixやAmazonプライムなどサブスクとの闘いがある。

「現時点で、4%前後で推移する数字が上がる要素はありません。小川さんは局アナではなくフリーでギャラも高い『助っ人』扱いですから、3割30本とは言わないまでもそれに近い成績を求められる。だから、番組降板説は常にくすぶっています。もちろん彼女は子育てをしつつ仕事を続ける『女性の希望の星』ではありますが、先ほどお話ししたような点から損をしていて『スター』になりきれていないのは否定できません」

 それに加えて、

「小川さんが産休中に代役を務めた山本恵里伽アナの方が数字がよい時もありました。山本アナはそのあたりをよくわかっており、表向きは事を荒立てることはないものの、2カ月半で小川さんが産休から戻ってきたことも含めて不満が溜まっていて、そのことを周辺に漏らしたりしています。頭が痛いですね」

 だからといってすぐに降板という話にはなっておらず、

「朝のワイドショー『グッとラック!』が打ち切りになることもあって、MCの立川志らくさんがわざわざ他局のバラエティ番組に出て恨み節を披露しているくらいですし、『サンデーモーニング』もそろそろヤバいという話もあり、そんな中でnews23もとなると印象が悪すぎる。それに “被害者”である小川さんを変えるべきではないという判断があるのかもしれませんが、しばらく降板はないと聞いています」

 その一方で小川家の問題について、事情を知る関係者に聞くと、

「小川さんにはお兄さんがいますが、ひょんなことで、今になって父親と同じ医師の道を志すことになりました。今年2月には医師国家試験を受けられた。そしてお兄さんにお子さんが生まれ、きょうだいが相次いで子宝に恵まれるというめでたい状況。本来ならとても前向きな話題が多い環境だったはずなのに、夫がすべてをブチ壊しにした。小川さんと夫はギクシャクする日々が続いているようです。当然、小川さんは離婚も視野に入れているようです」

デイリー新潮取材班

2021年3月11日掲載

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