話題の「PUI PUI モルカー」、制作秘話をエグゼクティブプロデューサーが語る
モルモットがクルマになった世界を描いて、可愛い、面白い、シュール……と、話題の「PUI PUI モルカー」。テレビ東京の子供向け番組「きんだーてれび」内で放送されているわずか2分40秒の作品だ。羊毛フェルトで作られたモルカー(モルモットのクルマ)をコマ撮りした、今時珍しいパペットアニメはなぜ生まれたか? エグゼクティブプロデューサーの杉山登氏に聞いた。
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「PUI PUI モルカー」は1月5日(火)にスタートした。現在、全12話中、7話が放送され、半分を超えたところだ。パペットアニメの新鋭として注目される見里朝希監督、「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」の制作で知られるシンエイ動画とのタッグで制作されている。
杉山:本来なら見里監督がお答えになった方が良いのでしょうが、すでに監督は他の作品に取り組んでいらっしゃいます。私が代わりにお答えします。
32分に1年半
――一コマ撮っては、人形を動かし、また一コマという、ストップモーションに手間がかかるのはわかる。どのくらいかかったのだろうか。
杉山:構想まで入れると約1年半かかっています。
――1話2分40秒、全12話で32分である。32分を撮影するのに、なんと1年半!
杉山:当初は1年くらいでできると考えたのですが、コロナ禍でもあり想定より時間がかかってしまったようです。1秒24コマなんですが、撮影が上手くいかないときは、丸一日かけて24コマしか撮影できないこともあったようです。
――とんでもない手間である。そんなに時間のかかる作品をなぜ作ろうと思ったのだろう。
杉山:2年前の夏、人を介して、見里監督を紹介され、シンエイ動画の社長とともに会うことになりました。その際、監督の作品「マイリトルゴート」も拝見しました。
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