腐女子が夢中の「ヒプマイ」って何? ファンが大金を注ぎ込みたくなる“仕掛け”

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レコード会社は取材NG

 AKB48の秋元康しかり、このようなムーブメントを一から作り上げて、収益化させる手腕は見事なものだ。しかもヒプマイは、“腐女子”に“ラップ”という一見交わりようのないものを掛け合わせて成功を収めている。舞台裏を聞こうと、キングレコードに取材を申し込んだが、

「公式として、あまり裏方スタッフや制作秘話について、表に出さないようにしております。CDの売り上げ等も公にあまりしておらず。ご希望に沿えず誠に申し訳ありませんが、今回はお断りさせていただきます」

 との返事だった。こうした対応もまた、乙女たちの“夢”を壊さないための徹底した仕掛けの一つなのかもしれない。果たしてヒプマイのファンタジーはどこまで続くのか――。

デイリー新潮取材班

2021年2月4日掲載

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