大相撲で「物言い」増加の背景 コロナ対策で稽古不足か

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 緊急事態宣言下で行われた大相撲初場所は、平幕大栄翔の優勝で幕を閉じた。

 そんな中で物議を醸したのが、11日目に行われた大関正代と平幕隠岐の海との取組だ。正代の体が土俵外に放り出されたように見え、行司も隠岐の海に軍配を上げるも、物言いがつき、両者の「同体」と判断された。取り直しの一番では、隠岐の海が正代を圧倒し、寄り倒したように見えた。行司は再び隠岐の海に軍配を上げたが、またも物言い。今度は、隠岐の海の「勇み足」が指摘され、軍配差し違えで正代の勝ちとなった。...

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