大江麻理子「WBS」が「報ステ」と対決へ テレ東の練りに練った戦略にテレ朝はピンチ

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2021年01月25日

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 テレビ東京「ワールドビジネスサテライト(WBS)」がテレビ朝日「報道ステーション」と真っ向勝負に打って出る。4月から23時スタートを22時に繰り上げるというのだ。視聴者はどちらが視聴率を取るかという点に目を奪われがちだが、業界人の見方は異なる。非常に良く考え抜いた編成だ、と舌を巻いているという。

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 敵は22時にあり!

 その昔、“番外地”とまで呼ばれたテレ東が、年間視聴率3冠王を狙うテレ朝に挑む。とはいえ、視聴率2~3%といわれる「WBS」が、常時2桁を取る「報ステ」を相手に、下克上はなるのだろうか。民放プロデューサーは言う。

「勝機はあると見ているテレビ関係者は少なくありません。まず、メインキャスターの大江麻理子アナは、かつては『モヤモヤさまぁ~ず2』や『出没!アド街ック天国』などのバラエティ番組に出演し、美人でありながら天然ボケというキャラで人気を博しました。報道局に移り『WBS』担当になってからは政財界からの人気も高まり、他局の報道番組には出演しない政治家、経済界の大物が彼女のインタビューには答えたり、スタジオ生出演もするなど、数多くの実績がある。先日は菅義偉首相も単独出演していました。逆に自民党議員に嫌われがちな『報ステ』にとっては、手強い相手になると言われています」

「報ステ」にとって嫌な相手

 東京都の小池百合子知事とも太いパイプがあるという。

「彼女は『WBS』の初代キャスターでしたからね。他局よりも多く出演してもらえるでしょう。東京オリンピックが開催予定の年に、都知事の出演が増える可能性もある。これはアドバンテージと言っていいでしょう」

 経済に特化した番組構成は「WBS」の特徴だ。

「日本経済新聞がバックについているため、経済ニュースでは一目置かれています。コロナのニュースばかりの他局の報道番組よりも、株式市況や経済方面の情報を得るために『WBS』を見るビジネスマンは多いですからね。『報ステ』としては『NEWS23』(TBS)が1時間繰り上げてくるよりも嫌な相手ですよ」

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