近藤春菜、片瀬那奈もリストラの犠牲……民放各局が画策する驚くべき予算削減計画とは

エンタメ 芸能 2021年1月23日掲載

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他に打つ手がない

「予算カットは、日テレとTBSは1割、テレ朝は2割とも聞きます。例えば、ゴールデンタイムの番組の予算は2000万~2500万円です。そのうち2割を削るとなれば、400万~500万円にもなります。1割でも200万~250万円、ひと月で1000万円前後、年間で1億2000万円にもなるわけです。制作費を削減するには、番組の企画コーナーを減らすとか、ロケを減らしてスタジオ収録を増やすなど、番組の中身をアレンジして少しずつ予算を減らしていきます。しかし、テレビ業界はリーマンショック以降、徐々に予算が減らされてきました。もはや、番組に手を加えるような余地は残っていません。最終的な手段として、出演者の人数を減らすことくらいしかないんです。もちろん一人くらいでは追いつかないため、制作にかかわるスタッフを数人リストラする番組も出てきています」

 そんな中、奇妙な編成をしているのがTBSという。

「TBSは番組の“お引っ越し”で、積極的に放送枠の移動を行うようです。これが何やらキナ臭いと評判なんです」

 具体的には、こうなる。

●「アイ・アム・冒険少年」月曜21時→月曜19時

●「CDTVライブ!ライブ!」月曜22時→月曜21時

●「教えてもらう前と後」火曜20時→月曜22時

●「バナナサンド」水曜23時56分→火曜20時

 お引っ越しする番組の多くが、月曜に集中することになる。

「4月からは月曜19時はナイナイ岡村隆史とココリコ田中直樹、そして川島海荷の『冒険少年』。20時からはこれまで通り千鳥と霜降り明星の『クイズ!THE違和感』、21時は音楽番組、23時は滝川クリステルと博多華丸・大吉の『教えてもらう前と後』が並ぶことになります」

 MCにはお笑い芸人が多い。裏番組は以下の通り。

「月曜19時には『有吉ゼミ』(日テレ)、『帰れマンデー見っけ隊!!』(テレ朝)、『ネプリーグ』(フジ)と他局もお笑いMCのバラエティばかりで、ゲストも芸人が少なくありません。他の時間帯も同様です。裏かぶりで出演できなくなるのを狙っているのではないかという声があります。業界には、同じ時間帯に複数の番組に出演できない暗黙のルールがありますからね。そうすれば番組サイドがリストラするのではなく、タレントや事務所の都合で番組を降板せざるを得なくなり、テレビ局は傷つきません」

 さらにもう一つの見方があるという。

「ジャニーズです。最近はそれほど厳しくなくなったとも言われますが、彼らには、タレント個人の裏かぶりのみならず、同じ所属タレント同士も裏かぶりしないというルールがあるんです。『冒険少年』にはSnow Manの向井康二と目黒蓮がレギュラーですが、ウラの『帰れマンデー』の準レギュラーにはKis-My-Ft2がいます。彼らは一体どうするのか。もちろんTBSには売り出し中のSnow Manを卒業させるつもりなどないでしょう。裏番組のほうで降りてもらえば好都合でしょうね」

 ちなみにバナナマンとサンドウィッチマンがMCを務める「バナナサンド」の移転先のウラ番組には「踊る!さんま御殿!!」(日テレ)がある。彼らは「さんま御殿」には出られなくなるわけだ。番組のお引っ越しにも深い意味があるのだ。

「各局とも、4月改編に頭を悩ませているところでしょうが、予算が削減されれば、当然、番組のクオリティも下がります。テレビ離れがさらに進まないことを祈るばかりです」

週刊新潮WEB取材班

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