2021年は「かまいたち」が大飛躍か 山内の“狂気”にますます磨き

エンタメ 芸能 2021年1月4日掲載

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 ポスト千鳥の最右翼と期待されてきたお笑いコンビのかまいたちが、千鳥との正月特番に登場した。1月3日放送の「千鳥vsかまいたち」(日本テレビ・午後11時25分)で、千鳥とトークを繰り広げた。番組名では千鳥と同等の扱い。いよいよポスト千鳥の座が現実味を帯びてきた。

 かまいたちの山内健司(39)と濱家隆一(37)にとって、千鳥の大悟(40)とノブ(41)はずっと憧れの先輩だった。同じ吉本興業のお笑いコンビであり、大阪で大人気を博した後、東京に進出した軌跡も一緒だ。

「(千鳥は)周りの芸人全員が『いつかは』と思っていた通りのバカ売れで、ほんまに刺激になりました」(濱家)*1

「関西芸人の憧れです。東京の現場でも、千鳥さんの後輩ということがプラスに働いていると思います」(山内)*同

 千鳥の上京は2012年で、徐々に全国区の人気を獲得し、今ではコンビとしてのレギュラー番組だけで10本以上ある。一方、かまいたちは2009年に一度は東京でレギュラー番組を持ったものの、大阪を拠点に活動。上京は2018年で、コンビのレギュラー番組が5本(今後スタートする番組を含む)だ。

 ゲスト出演なども含めると、かまいたちが2020年に出た番組数は約250以上。アプリゲーム「プリンセスコネクト! Re:Dive(プリコネ)」や求人紹介の「Indeed」などのCMにも登場しているので、画面に登場しない日はないと言っていい。ポスト千鳥と呼ばれるコンビの中で完全に一歩リードした。

 念のために記すと、おっさん顔で時に狂気を見せるボケ役が山内。好青年風のツッコミ役が濱家だ。ともに吉本総合学院(NSC)大阪校の26期生である。

 コンビ結成は2004年。濱家が山内を誘った。それまで濱家は別の同期生とコンビを組み、山内はピンでやっていた。

「自分から声を掛けられず組む相手に困っていたので、誘われてすぐにOKしました」(山内)*同

 山内は受け身の姿勢だったわけだが、結成当初から現在に至るまでネタの全てを書いている。なにしろ頭が良いのだ。

 島根県立松江東高を経て国立の奈良教育大を卒業。単に出ただけでなく、中学社会と高校日本史の教員免許を持ち、さらに図書館司書と博物館学芸員の資格を持つ。ちなみに沢口靖子(55)も同大に合格していたが、東宝シンデレラオーディションでグランプリを得たため、入学を辞退した。

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