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サイコパスは遺伝が8割? 遺伝にまつわる「言ってはいけない」タブー
「犯罪者の子どもは所詮、犯罪者なんだよ」
2時間モノのサスペンスドラマあたりでは聞きそうなセリフである(言われた側は逆上して相手を殺したりするのだ)。そして、実社会でこんなことを公言したら、糾弾されること必至のセリフでもある。
しかし、実際のところはどうなのだろうか。
「犯罪は遺伝するのか」といったテーマは社会的にはタブー視されており、語られることはほとんどない。また、言うまでもなく冒頭のような物言いは差別に直結するから、厳に戒めるべきである。
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「認知の歪み」が諸悪の根源だった 医療少年院で精神科医が受けた衝撃
このところ、様々な事件やトラブルに関連して登場するキーワードが「認知の歪み」というものだ。
もともとは心理学用語で、「レッテル貼り」「白か黒かの思考法」「拡大解釈、過小解釈」等々、さまざまなパターンがあるとされている。ごく大雑把に言ってしまえば、事実や現実を適切に解釈、受け止められない思考様式のことだと考えてもいいだろう。
たとえば最近では、「親韓」「反韓」双方が、互いに「あっちの認知が歪んでいる」、と批判しているという見方が可能だろう。前者からすれば「反韓」の人たちは「いたずらに嫌韓感情を煽るとんでもない人たち」であり、「身の危険すら感じる」という主張をすることになる。...
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