山下智久、海外進出の吉凶を占う……アメリカ人が知っている日本人俳優はこの4人

エンタメ 芸能 2020年11月23日掲載

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高倉健の時代

 他にも、映画の翻訳で有名な戸田奈津子(84)に相談を持ちかけたりすることもあったという。

 そうして集めた情報を元に、日本側のキャスティング担当者と本格的に交渉を始めるのだ。

 近年は日本人俳優が出演するハリウッド映画が増えてきたこともあり、キャスティングディレクターとして活躍する奈良橋陽子(73)の知名度も上がっている。

 日本を代表する俳優だった高倉健(1931~2014)の場合、70年だから90年代にかけて、合計3本のアメリカ映画に出演している。日本公開年順に並べた。

◆1974年「ザ・ヤクザ」[シドニー・ポラック監督(1934~2008):ワーナー・ブラザース]

◆1989年「ブラック・レイン」[リドリー・スコット監督(82):パラマウント映画]

◆1993年「ミスター・ベースボール」[フレッド・スケピシ監督(80):ユニバーサル・ピクチャーズ]

アメリカで成功した4人

 時代背景を考えれば、ハリウッド映画の出演作が3本もあるのは、高倉健の傑出した実力を示している。

 一方の山下は、ネット配信のドラマに限れば、4本、5本と出演実績を積み重ねても不思議ではないという。それほどの“バブル”なのだ。

「とはいえ、次々に山下さんに仕事が舞い込むかと言えば、それは未知数です。そもそもNetflixやHulu側は、日本人が出演するドラマを作る場合、日本の制作会社などに声を掛けます。

 山下さんは海外に拠点を置くと報じられています。動画配信サービスの人気で吹いている追い風は、むしろ日本を拠点に置いたほうがメリットを得られるはずです」(同・デーブ氏)

 もちろん、ロサンゼルスなどに拠点を置き、地道にオーディションを受け、売れっ子になった日本人俳優もいる。

「一般のアメリカ人でも知っている日本人俳優を具体的に挙げるとすれば、男性なら渡辺謙さん(61)と真田広之さん(60)、女性なら菊地凛子さん(39)、忽那汐里さん(27)というところでしょう」(同)

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