山下智久、海外進出の吉凶を占う……アメリカ人が知っている日本人俳優はこの4人

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現実味を増す“口実説”

 もちろん山下にも有利な点はある。今、アメリカの映画・ドラマ制作業界では、「外国人の役は、実際の国籍を持つ役者に演じてもらおう」という考えが一般的になりつつあるという。

 更に彼は、中国や韓国、台湾にも多くのファンがいる。アメリカで制作し、アメリカで放送されるドラマシリーズであっても、山下をキャスティングすればアジア市場でのヒットが期待できる。

 とはいえ、山下を待つのは決して平坦な道ではない。むしろ茨の道となる可能性も否定できない。

「山下さんがアメリカで努力を重ねるのなら、心から応援したいと思います。とはいえ、実のところアメリカを拠点にするメリットが豊富なわけではないのです。

 結局、今回の“海外移籍”は、一種の口実である可能性も否定できません。ジャニーズ事務所を退所するための方便であって、ワンクッションを置くことに成功したら、再び日本に戻って新しい事務所と契約を結ぶ。こんなシナリオのほうが、現実味はある気がします」(同)

註1:日刊スポーツ「山Pジャニーズ退所していた」(11月11日)より。

註2:引用に際しては全角英数を半角に改めるなど、デイリー新潮の表記法に合わせた。

註3:日刊スポーツ「渡辺謙、バットマンの生みの親!?--ハリウッド進出第2弾『…ビギンズ』英国ロケ」(04年8月3日)より。

註4:日刊スポーツ「山下退所 10月27日海外作品からオファーで決断」(11月11日)より。

週刊新潮WEB取材班

2020年11月23日掲載

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