「ヤクルト山田哲人」7年40億・残留の舞台裏、「内川聖一」「ライアン小川」は?

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「アプローチは全くない」

 一方、ソフトバンクを退団した内川聖一のヤクルト入団の可能性も報じられている。

 具体的に背番号まで取り沙汰されているので、入団は決定的なのだろう。

 スポーツ紙のデスクは、こう明かす。

「内川自身、不完全燃焼だったみたいですが、まだやれると思っているのに出場機会に恵まれない球団に不信感が相当あったようです」

「球団の方も、内川を持て余してきた経緯があります。気持ちの波が大きいと言うか、扱いに困るタイプと言うか、まあベテランですし実績があるから“とりあえずオレがメインでしょ”というようなスタンスではあります」

「そんな彼にみんな一応、気は遣っているんですが、それでも中堅クラスがご機嫌とり続けなきゃいけなくなっていたようで、体よく追い出したっていうのが真相じゃないですか」

 溜まりに溜まった不満のマグマが、ヤクルトで良い方に破裂すれば良いのだが……。

 最後に、ライアンこと小川泰弘の去就はどうか?

「今のところ、大リーグはもちろん、他の日本のチームからのアプローチは全くないみたいで、このまま行けば残留ということになりそうですね」(前出・ヤクルト関係者)

 75勝59敗、30歳の右腕に“引き”がないのはやや意外な感じがしないわけではないが、

「彼もここ最近のヤクルトを支えてきた功労者の1人ですから、山田と同じ理由で球団としては流出を避けたいところでしょう」

週刊新潮WEB取材班

2020年11月22日掲載

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