TBSは真っ青、「MISIA」落馬骨折で肝を冷やしたNHKが秘かに考えていること

エンタメ 芸能 2020年11月21日掲載

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SNSでは批判殺到

 歌手のMISIA(42)が11月15日に落馬して胸の棘突起(きょくとっき)を骨折、全治6週間のけがを負った問題でTBSと、乗馬中のインタビューを行った報道番組「NEWS23」(註1)は謝罪を行った。

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 まずTBSが19日に「取材中に怪我をされたことについて、MISIAさんに心よりお見舞い申し上げます」などとするコメントを発表した。

 次に19日に放送された「NEWS23」の冒頭、メインキャスターの小川彩佳アナ(35)が取材時の状況などを報告した上で、「心よりお詫びを申し上げます。申し訳ありませんでした」と頭を下げた。

 SNSでは「なぜ乗馬?」という疑問の声が見られたが、これを詳報したメディアの1つにサンケイスポーツがある。

 19日に電子版で配信した「MISIA、紅白ピンチ 落馬事故で背骨骨折…全治6週間」(註2)によると、MISIAは約10年前から乗馬を趣味にしていたという。

 彼女は社会貢献や慈善活動にも力を入れていたため、「NEWS23」で知的障害を持つ選手らを乗せた10頭以上の馬と馬術競技を紹介することになったのだが、その時の落馬事故だったようだ。

 MISIAは大晦日に放送される「第71回NHK紅白歌合戦」(NHK総合など・19:30)に3年連続5回目の出場を決めたばかりの事故とあって、SNSにはTBSを批判する声が多数投稿された。

保険の“実力”

 ライバルの民放キー局で番組制作に携わるスタッフは「番組のイメージ低下は避けられないでしょう」と指摘する。

「視聴率の低迷に苦しんでいる『NEWS23』で起きた事故というのが、TBSにとってはまさに“泣きっ面に蜂”でしょう。

 唯一の救いは、MISIAの所属事務所が事を荒立てないようにしていることでしょうか。この背景にはテレビ局が包括型の損害保険に入っていることも大きいと思います」

 この保険、かなり細かいところまで保障を行ってくれるといい、テレビ局側と芸能人のトラブル防止に──良い意味でも悪い意味でも──寄与しているという。

「俳優の佐野史郎さん(65)が19年11月、『ガキの使いやあらへんで!! 年末スペシャル』の撮影で第3腰椎を圧迫骨折してしまった事故でも、保障などでトラブルは起きませんでした」

 ちなみに佐野史郎は今年、日本テレビ系列のドラマ「私たちはどうかしている」(8〜9月)に出演している。

「保険がかけられているというのは、出演者もディレクターも共通認識だと言っていいと思います。現場で思い切った撮影ができるというメリットもありますが、テレビ業界で撮影中の事故が減らない原因という側面も否定できないでしょう」(同)

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