徳井義実が「今夜くらべてみました」に復帰 1年ぶりの出演もクレーム殺到の厳しさ

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「今くら」で冒頭の謝罪が終わると、次に登場したのが今田だった。

今田:おーい! 緊張してるんじゃないのかあ?

徳井:ガチガチに緊張しております。

今田:ガチガチか。ホントに猛省してたからねえ。

徳井:今田さんにも、(代打で)何回も出ていただいて……。

今田:ホントですよ! でもまあ、頂けるものは頂いてるんでね……。もうちょっと明るいカッコして来いやあ。反省感、出し過ぎやて!

徳井:いえいえ、やっぱりモノトーンでやっていかないと……。

 見事と言って良いほどのフォローだったが、視聴者からのクレームは収まらなかったようだ。

 日テレはスキャンダルタレントを嫌うとよく言われる。なぜ、徳井の復帰を認めたのだろうか。

「ベッキー(36)など、未だに『世界の果てまでイッテQ!』(日テレ)への復帰が叶いませんからね。しかし、多くの吉本芸人を番組に起用してきたために、徳井の芸能活動自粛中も、彼の名を外さずに『今くら』を継続してきた。吉本のお願いも無下には断れなかった」

 人の噂も七十五日とはいうけれど、1年経っても200件以上のクレームとは……。

「やはりお金、しかも税金を納めていなかったとなると世間からの風当たりは強い。12年に母親の生活保護受給が発覚した次長課長・河本準一(45)のケースとよく似ています。河本もレギュラー番組を降板し、時間をおいて少しずつゲスト出演という形でテレビ出演をしましたが、そのたびに数百件ものクレームがテレビ局に殺到したため、使われなくなった。あの時の反省もあって、徳井に関しては丁寧に段階を追って復帰するプランを探ったつもりでしたが……」

 吉本の大先輩である明石家さんま(65)は、17日夜のラジオ「ヤングタウン土曜日」(MBS)で、徳井の復帰について、番組スポンサーに苦情が入っていることを明かした。

さんま:帰ってきて良かったんですけど、まだまだ徳井も時間がかかって。今、スポンサーさんのところへ苦情とかいろいろあるみたいで「そう簡単には」っていうことらしい……。でも帰ってきよったからな。「これでいい」っていうことはないけど、これからがまだまだ大変だということで。やってしまったことやからな。

「実は、徳井のレギュラーだった『しゃべくり007』(日テレ)への復帰も予定されています。果たして、どうなりますかね」

週刊新潮WEB取材班

2020年10月25日掲載

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