徳井義実が「今夜くらべてみました」に復帰 1年ぶりの出演もクレーム殺到の厳しさ

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クレーム200本以上

 男前で好感度は抜群、在京キー局だけでも9本のレギュラーを抱えた徳井の評価が地に落ちたのは昨年10月のことだった。1億1800万円の申告漏れ、さらに2000万円の所得隠しを国税局から指摘されたことが表沙汰になった。また、その理由として本人が挙げた「想像を絶するだらしなさ」がさらに世間の怒りを買ったのだ。日テレ関係者が言う。

「『今くら』復帰に対して、視聴者から“ついに復帰したか”といった好意的な意見は少ないものでした。むしろ、“なぜ復帰させたのか!”というクレームが殺到したんです。その数、200件以上でした」

 もっとも、徳井と所属先の吉本興業は周到な準備を進めてきたという。

「段階的に露出を増やしていこうという計画でした。2月24日、吉本が徳井の芸能活動再開を発表し、3月7日にコンビのもっとも古いレギュラー番組であるラジオの『キョートリアル!~コンニチ的チュートリアル~』(KBS京都)で復帰しました。まずは、彼らのファンが多く聞く番組で様子を見たのでしょう。そして、8月26日に吉本の先輩がMCである『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…』(日テレ)にゲスト出演で地上波に復帰。そして、満を持して自分のレギュラー番組である『今くら』に出演したわけです」

 吉本は、闇営業問題の宮迫博之(50)は解雇している。徳井との違いはどこに?

「宮迫は弁護士を立てて吉本と対立しました。また、その宮迫の件で、吉本の対応をテレビで批判し、吉本から距離を置くエージェント契約に変更した加藤浩次(51)などとは、徳井の扱いは違います。騒動以前は、かなり稼ぎのいいタレントでしたし、事務所に対して不平不満は言わない、扱いやすい芸人なんです。だからこそ、吉本としては芸能界への早期復帰を後押ししたのです。そのため『今くら』では、徳井がトークしやすいように、先輩芸人の今田耕司(54)を出したのです。それほど、徳井の復帰には吉本は期待をかけていたということです」

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