市役所に勝手に住み着いた大阪「池田市長」 家庭用サウナも持ち込んだ証拠動画

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様々な疑惑

「更に家庭用サウナですが、本体は市長が自腹で購入したという話と、支援者からの寄付という話が混在しています。なおかつ、設置費は市の予算が流用されたという疑惑も浮上しているのです」(同・関係者)

 問題は他にもある。市職員に対するパワハラがひどいという声、今年の夏休みは淡路島に行くとしながら、実は種子島に行っていたという疑惑などが囁かれているという。

「特に後者は問題です。市のトップが、嘘をついて遊びに行っていたことになります。当時は新型コロナで旅行の自粛が求められていました。

 何より、市長が夏休みを満喫していた間、池田市では高齢者施設で新型コロナのクラスター感染が発生したのです。

 利用者18人と職員9人が感染し、このうち2人が死亡する事態になりました。これだけの重大な事態が起きたにもかかわらず、市長はこの間、何をやっていたんでしょうか」

 こうした声に市長は何と答えるのか、市役所を通じて取材を申し込んだ。すると弁護士から文書で回答があった。

市長の反論

 まず、市役所で生活していることについて、以下のように反論した。

《電子レンジはお弁当等を温めるため、簡易ベッドと簡易サウナは、腰椎の後遺障害の症状緩和の為のもので、一時、置かせて頂いておりましたが、現在、撤去しております。なお、市庁舎で生活はしておりません》

(註:改行を省略した、回答は以下も含め、全て原文ママとした)

 Twitterの「登庁5時10分」にも《登頂時間になります》とし、家庭用サウナの公費流用の私的も《そのような事実はございません》と否定した。

 光熱費などの“小さな横領”を重ねているとの指摘にも、《市庁舎で生活をしている実態はございませんので、ご指摘は当たらないものと、思料しております》とした。

 パワハラの声も《そのような事実はございません》、種子島問題は《種子島へは視察の為に訪れたものです》と説明、新型コロナについては《移動の自粛が緩和されていた時期となります》と反論した。

 最後に池田市でクラスター感染が起きた際の所在地を確認した質問には、《墓参の為に帰省しておりました》と説明した。

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