市役所に勝手に住み着いた大阪「池田市長」 家庭用サウナも持ち込んだ証拠動画

国内 政治 2020年10月22日掲載

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銭湯通いの時期も

 池田市の公式サイトによると、市長の給料は月98万円。市長選で給料3割カットを公約とし、実行した。計算すると約68万6000円という数字が弾き出される。

 阪急電鉄は沿線イメージが良く、池田市は高級住宅街の側面を持つ。とはいえ不動産業者のサイトで検索すれば、ワンルームなら家賃月4万や5万という物件はいくらでもある。月収60万円を超えているのだから、余裕で借りられるだろう。

 一体、冨田市長に何が起きたのか、前出の関係者が経緯を明かす。

「もともと冨田市長は、事務所の前に建つマンションに奥さんと暮らしていました。奥さんは出産のため大阪府内の実家に帰られたのですが、その後は池田市に戻ることはなかったのです。このため市長はマンションを解約、自宅を失いました」

 市長は事務所で一人暮らしをスタートしたが、ここには浴室がなかった。そのため銭湯に通っていたという。

「ところが池田市のトップが頻繁に銭湯へ通ったところ、いわゆる“顔バレ”をしてしまったようです。街の噂になることを恐れたのか、しばらくすると冨田市長は市役所3階にベッドや冷蔵庫、電子レンジなどの私物を持ち込み、寝泊まりするようになったのです」

横領罪に抵触?

 市役所には風呂がない。それを解決するため、冨田市長は最近、家庭用のサウナ機を入手、市役所の3階で汗をかき、風呂の代わりにしていたというのだ。

「市長が市役所で堂々と寝起きしていたわけですから、市の職員も大半は、その実態を知っています。

 もちろん『なぜ』という疑問は誰もが感じていて、『家賃の捻出にも困るほど、お金がないのだろうか』という声が上がっています。実際、支援者との間に金銭トラブルがあるという話も広まっていますからね」(同・関係者)

 市長が市役所で生活するのは、最高の“危機管理”──こんな擁護論が飛び出すかもしれないが、やはり法的には問題のある行動のようだ。

「朝食と夕食の調理で電子レンジを使うとします。普通の市長は自宅に置いていますから、電気代は自分で支払うでしょう。しかし冨田市長の持つ電子レンジの電気代は、市役所分に上乗せされています。

 また、本当に市役所で市民を生活させるのであれば、少なくとも一般通念上は家賃が発生してしかるべきです。ところが冨田市長は、全く家賃を払っていません」(同・関係者)

 いわば“小さな横領”といっても過言ではないわけだが、塵も積もれば山となるという諺もある。1年、2年ともなれば、その金額は馬鹿にならない。

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