ロッテのコロナ集団感染、球団が岩下の「夜遊び」を隠蔽か 店主が来店を証言

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「ああ、来ていましたよ」

 千葉ロッテマリーンズで、一軍選手8人を含む13人の新型コロナウイルス感染が明らかになったのは、今月6日のこと。球団側によると9月29日から10月1日、札幌での3連戦時に感染した可能性が高いという。同時に“外食に出た選手はいなかった”とも説明していたのだが……。

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 集団感染が発覚したきっかけは、岩下大輝投手(24)のコロナ陽性だった。そこから選手とスタッフを検査したところ、鳥谷敬選手を始めとする計14名のクラスター感染が明らかになったのだ。松本尚樹球団本部長は、番記者を相手に経緯を説明したが、

「今回の札幌遠征では4人以内で部外者がいなければ会食はOKというルールだったそうですが、実際に外食に出た選手は“いなかった”と説明していました」(野球担当記者)

 阪神タイガースでは、球団のルールを破って外食に出た選手たちが処分されている。ロッテはそうではないというわけだが、事情通の解説はこれと異なるようだ。

「先月28日、岩下さんはすすきのから離れた円山という地区の居酒屋でとんでもない量を飲んで遊んでいたそうなんですよ。その店で働くバイトの女性とツーショットの写真も撮ったとか」

 その居酒屋は岩下の行きつけなのだという。実際に店主に確認すると、

「ああ、来ていましたよ」

 と、あっけらかんと答える。店主によると、10月2日が誕生日の岩下はチームメイトを連れ4人で来店、さらに「偶然ほかの客にも誕生日が近い人がいて一緒に盛り上がっていた」というから、上記のルールはまったく守られていなかったのでは……。球団の説明とは食い違うのだ。

 10月15日発売の週刊新潮では、岩下と同席した選手たちの実名と共に、ロッテの集団感染について詳しく報じる。

週刊新潮 2020年10月22日号掲載

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