「巨人・原監督」がぶちあげた「球界再編論」に「私はこう思う」

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仰木彬、野村克也、星野仙一…

 かねてから原監督は「正々堂々戦おうぜ!」という精神がありますので、対戦チームが困窮した際もそのチームのために声を上げる方なのだと思います(アンチの「FAで引き抜きまくって」という意見は無視します、FAは選手に与えられた選手のための権利なので)。

 ここまで、プロ野球ファン・巨人ファンとして原監督の提案ばかりを褒めてきてしまいましたが、私も一抹の寂しさもあるわけです。

 かつてはこういった改革案を声にする方や、様々な工夫をしてチームを再建し躍進させた方が各チームにいらっしゃいました。故・仰木彬さんであったり故・野村克也さんであったり故・星野仙一さんであったりと。

 現役の監督の皆さんは原監督よりも年下の方ばかりではありますが、賛同したり、異議を唱えたり、新たな提案をなさったりと声をあげて欲しいですね。是非、現場の声を大きく響かせてさらなるプロ野球界の発展を目指して欲しいです。

 現状、野球人口は減る一方なので、プロ野球が夢の大舞台として再び輝く日を切望いたします。

 追伸:私なりに提言するのならばすべての球場のグラウンド面積の統一とセ・パ4年おきに球団シャッフルですかね。まったく実現しそうにないですが。

徳光正行(とくみつ・まさゆき)
1971年12月生まれ。茅ヶ崎市出身。日本大学芸術学部在学中よりミュージシャンを目指すが、父の病により断念。その後、司会業やタレント業に従事する。また執筆活動にも着手し『伝説になった男~三沢光晴という人~』『怪談手帖シリーズ』などを上梓。4月27日には岩井志麻子氏との共著『凶鳴怪談』を出版。現在YouTube「徳光ちゃんねる」でも活躍中。

週刊新潮WEB取材班編集

2020年10月12日掲載

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