前原誠司が「菅元総理」の“秘密”を暴露 反原発派からも吊るし上げられ…

国内 政治 週刊新潮 2020年9月24日号掲載

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 十年一昔。与党だった民主党は離合集散の末“万年野党”に没落し、総理もかつての菅(かん)から今しも菅(すが)へと移り変わったが、忘却するにはまだ早い。

 今月8日、産経新聞の〈尖閣・中国漁船衝突10年〉という記事で“消したい過去”を暴露されたのは、菅直人元総理(73)である。

 2010年9月、尖閣諸島沖で、海保の巡視船に漁船ごと体当たりした中国人船長が逮捕されたが、突如、釈放。この際、菅元総理の“鶴の一声”があったことを、外相だった前原誠司衆院議員(58)が告発したのだ。

 菅氏は、すぐさま自身のツイッターで〈私が釈放を指示したという指摘はあたらない〉と反論。しかし、

「今回の記事で菅氏の立場は悪くなる一方。彼の選挙区・衆院東京18区には、かつて民主党にいた長島昭久衆院議員が自民党から出馬することになっている。長島陣営は街頭演説で話す格好のネタになると大喜びで、菅氏の敗色はいよいよ濃厚です」(政治部記者)

 10日には、菅氏も参加する新・立憲民主党の代表選が行われたが、

「菅氏は、尖閣の件を記者に聞かれても“ツイッターに書いた通り”の一点張り。枝野幸男代表の勝利集会にも来ませんでした」(同)

 そんな菅氏が翌11日に姿を現したのは、経産省前。原発再稼働反対を訴える〈経産省前テントひろば10年目大集会〉だった。

「同じ“10年”でも、こちらは菅氏にとって、いわばホームグラウンド。聴衆はみんな仲間ばかりだとタカを括ってか、舌も滑らかに演説をしていましたね」(参加者の一人)

 が、ここにも地雷が。

「集会の終盤、菅氏は参加者から“どうして野田佳彦元総理を新立民に加えたのか”と吊し上げられていました。野田氏は原発再稼働を強行した張本人。“よくあなたは一緒にやれるな”と痛いところを突かれた菅氏は言葉を失い、頭を抱えていましたよ」(同)

 向かうところ敵ばかり。