「神戸山口組」の井上組長が10数キロ減量、“とことんやる”宣言の真相は?

国内 社会 2020年9月9日掲載

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井上山健vs中田山健で分裂

 6代目山口組側からの切り崩しが苛烈で、神戸山口組の瓦解・自壊が顕著となっているのは既報の通り。神戸側の中核組織である山健組内で勢力が二分される状況に至っているが、そんな中、神戸山口組の井上邦雄組長は10キロ減量、「とことんやる」と話しているという。その真意とは何か?

「井上さんはここ最近、“とことんやる”と言うてるみたいです。解散も引退もせえへんいうことでしょう」

 と話すのは、神戸山口組の関係者。

「数日前には、暴排条例の指定に引っかからない明石市の居酒屋までやってきて、神戸山口組幹部とメシ食うてね。10キロ以上減量して精悍な顔つきをして、“やる気の表れや”とみんな感じとったそうです」

「しばらくダンマリを決めこんでましたが、配下の組員らの士気を鼓舞すると同時に、そろそろ動き出すってことやないですか」

 もっとも足元の山健組内はグラつき続けている。

 先代の井上組長に付き従う「井上山健組」と当代の中田浩司組長に付いた「中田山健組」とに分裂状態にあるという。

「『中田山健』の方は若手が多く、6代目側に戻りたいと考える者が少なくないと聞いています」

 と話すのは、元山口組系義竜会の竹垣悟氏。現在は元暴力団員の自立を支援するNPO法人を運営している。近著に『山口組ぶっちゃけ話 私が出会った侠客たち』がある。

「中田組長自身、井上組長が神戸のトップでなければ神戸からは出なかったかもしれませんが、“もうついて行けない”と離脱したそうです」

「その他にも、井上組長から戻ってこないかと説得を受けていたものの断りを入れたのが、岡山の池田組。また、キッパリと引退を選ぶ幹部もいました」

 邦楽會の福原辰広組長もそのひとりだ。

「引退の際に福原組長は指を詰めたと聞いています。カタギになるのに指を飛ばすというのは暴排条例の施行後は聞いたことがないですね。同時に邦楽會の森陰信治若頭もカタギになりました」

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