韓国スーパーエリート令嬢…俳優、歌手、アナウンサーで活躍の7人

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3大大手芸能事務所の筆頭株主親族から文在寅大統領と蜜月の女優まで

6.「少女時代」のサニー(31)/SMエンターテインメント代表のイ・スマン(68)が叔父

 日本でもK-POPガールズグループとして広く知られた「少女時代」のメンバー・サニー。彼女の叔父は韓国芸能界を代表する「SMエンターテインメント」のイ・スマン氏。この記事の3.でも登場したように、韓国芸能界の大富豪だ。

 SMエンターは少女時代をはじめ、BoA、東方神起、スーパージュニア、EXOなど多数の韓流スターを輩出した会社。ただ、サニーはそれらに頼ることなく、5年も練習生として地道に活動したことがファンに評価されている。

7.ソン・スンウ(34)/俳優/独立運動家ソン・ヨンウの孫娘、元国会議員で有名デザイナー、ソン・ヘウォンの姪

 最近、不動産投機関連の容疑で、裁判所で1審有罪判決を受けたソン・ヘウォン元議員。「共に民主党」所属だったが、その姪が俳優ソン・スンウだ。

 成均館大学の演技芸術学科を卒業し、2009年に芸能界デビュー。多数のドラマに出演し、経歴を積んできたソン・スンウは167センチ、47キロ。

 ソン・ヘウォン元議員はデザイナーとして活躍し、2015年に「共に民主党」広報委員長に任命された後、2016年に国会議員に当選。文在寅大統領の夫人である金正淑(キム・ジョンスク)女史とは淑明女子高等学校の同窓生で、大統領府とも蜜月ということになる。

 ソン・スンウの祖父は、文在寅政府で建国勲章愛族章(5等級)を受けた独立運動家ソン・ヨンウ。1940年、ソウルで日本が敗戦すると宣伝し、地元紙廃刊の不当性を糾弾すると、民族意識を鼓吹するとして逮捕され、懲役1年6ヵ月を受けた。

 ソン・ヨンウは朝鮮戦争前後に北朝鮮のスパイ活動をした疑いが持たれ、勲章の候補に上がるも、6回も受勲が見送られてきた経緯がある。一方、現政権では「独立功績者」に選定され、その大統領に繋がる人脈が一役買ったのではないかと指摘され、別名「叙勲論争」を巻き起こしたことがある。

チャン・ヘウォン記者

週刊新潮WEB取材班

2020年8月18日掲載

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