コロナ感染者増なのに「報ステ」視聴率“頭打ちの怪” 富川アナの踏ん張り時

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「報ステ」に大きな変化なし

「モーニングショー」の視聴率の変化を、4月第2週(6日~10日)、第5週(27日~5月1日)、そして7月第4週(20日~24日)で比べてみよう。

「4月第2週には、緊急事態宣言が発動された7日(火)があり、週末の11日(土)には新規感染者720名を出した第1波のピークを迎えています。また、4月第5週は、GW初日の29日(水)があるので、7月23日(木)からの4連休と比べるとわかりやすいと思います」(同)

 4月7日は12・1%を記録した。第5週はテレワークで仕事をする人が増え、すべて12%超で、29日には13・1%に。この直後の5月4日に14・1%に達している。7月第4週は、前半が10%台だったのに対し、前述の通り、23、24日共に13%を超えた。

 一方、同じ7月23日に視聴率がそれほど上がらなかったのが、「報道ステーション」(テレ朝系)である。

「『報ステ』は22日が13・7%だったのに対し、23日は14・4%でした。上がってはいますが、過去最多の新規感染者数を記録したのにわずか0・7ポイントアップしただけ。もちろん、夜の報道番組で14%も取れれば、御の字で羨ましいほどですが、かつての報ステなら、こういう時にはドーンと数字が上がったはずなんです」(同)

「7月第4週は20日(月)に15・9%を取りましたが、それ以降15%を超えることはありませんでした。他の週と比べると、全体的に数字は悪くないが、頭打ちという感じがします。おそらく、富川悠太アナ(43)の人気が微妙に落ちていることが関係しているのでしょう」

 確かに、7月の数字は平坦に見える。

「4月第2週は、6日が17・4%も取っているのは、翌日に発動されるという情報が出たためでしょう。7日は各局ともニュース特番を組んだため、下がったのだと思います。そして、4月第5週というのはGW初週になるわけですが、『報ステ』は、富川アナがコロナに感染したために出演を見合わせた週でもある。代役として小木逸平アナ(46)がMCを務め、29日は18・4%という高視聴率を記録しています」(同)

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