大活躍「久保建英」に29クラブが熱視線 移籍先の最有力候補は?

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 久保建英(19)の株価が急上昇している。

 昨年、名門レアルマドリードに加入した久保だが、いきなりマジョルカにレンタルに出された。が、そこで八面六臂の活躍なのだ。

「まずは第一関門突破といったところでしょうか」

 とスポーツ紙サッカー担当記者が語る。

 マジョルカは1部ながら目下のところ下から数えて2番目、2部降格圏内と振るわない(7月14日現在)。リーグ再開後も9試合で9得点しか挙げていないが、

「そのうちセットプレーを除く5得点の全てに久保が絡んでいる。押しも押されもせぬ司令塔です」

 レンタル先で及第点を取ると、その選手は完全移籍となるケースが多い。所属元も移籍先も、そして本人にもメリットがあるからだ。

 だが、及第点を大きく上回ると、別の道が開ける。

「いくつものチームからオファーが来るのです。信頼できる現地紙によると、ネイマールのいるパリサンジェルマンや本田圭佑が所属したACミラン、香川真司がいたドルトムントなど実に29ものクラブが久保に関心を示しているそうです」

 まずは“株主”のレアルに選択権があるが、さすがに久保にはまだレアルで活躍できる力はない。レアルにしたら、久保が外で働いてくれればレンタル料が入る。活躍して、“株価”が上がれば尚良し。

 そしてそのレンタル先は、

「久保が選べます。スペイン語堪能で、スペインの自由なサッカーが合っている久保は、引き続きスペインでプレーしたい意向です」

 最有力の移籍先は、スペイン1部で現在7位のレアルソシエダなのだとか。

「第二関門は来季、レアルソシエダのような中堅クラブで活躍すること。第3段階は、ライバルのバルサを除く優勝争いができるクラブか国外の強豪への移籍。そこで活躍できたら、第4段階でようやく“銀河系軍団”レアルに戻れます」

 株価急落で上場廃止――なんてことにならぬよう。

週刊新潮 2020年7月23日号掲載

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