ユッキーナ&フジモンが消えて「アッキーナ」&「濱口」が“おしどり夫婦枠”をゲット

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ダメ夫の共通点

 ただし、アッキーナは、おバカタレントではなくなっていたという。

「2月28日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ)の“本音でハシゴ酒”にも揃って出演し、結婚までのエピソードを語りました。これまでそれほど語っていなかったわけです。驚いたのは、“おバカ”イメージだったアッキーナがしっかりしていて、濱口にツッコミを入れていたことでした」(同)

 新たなおしどり夫婦像が誕生した瞬間だったのかもしれない。

「4月には『モニタリング』に再び出演し、前回に続いてアッキーナが仕掛け人となり、ドッキリを仕掛けました。何千万円もするという高価な急須を割って濱口がどう対応するかを試したのですが、当初は隠蔽しようとするも、最終的には『僕が壊した』と妻を庇っていました。SNSでは男気があると賞賛された一方で、隠蔽しようとしたことへの批判もありました。濱口は18歳年上ということで、大人の男を打ち出そうとするのですが、スベりっぱなし。逆にアッキーナがしっかりしていて、年下ながら姉さん女房みたいな感じになってきましたね」(同)

 まさにおしどり夫婦である。

「7月にはタカアンドトシがMCの北海道ローカル『ジンギス談!』に2週にわたってリモートでゲスト出演。相変わらずの仲の良さなんですが、リモートの背景には濱口が所属する“松竹芸能”の幕が張られており、夫婦漫才のようでしたね」(同)

 ユッキーナや北斗晶のような鬼嫁おしどりに近づいてきたようにも見えるが、それは少し言い過ぎか。一体、何がウケているのだろう。

「ダメ夫という共通点はあります。むしろ、アッキーナは鬼嫁でないところが、新鮮なんだと思います。ダメ夫を責めるだけでなく、2人のラブラブ感が伝わってきて好感が持たれるのでしょう。アッキーナのカワイイ奥さんという感じも、同性に反感を買っていません。ほのぼのとした仲の良さが微笑ましい感じで、視聴者の好感度も高いようです」(同)

 似たような夫婦といえば、中尾明慶&仲里依紗、ヒロミ&松本伊代など、先例がいる。

「彼らは夫婦揃って出演することは少ないですからね。ただ、夫婦コンビ感をウリにしているJOY&わたなべ麻衣もいます。おしどり枠を狙っている夫婦は意外に多いですからね。アピールの仕方ひとつで、視聴者の印象もガラリと変わったりします。なかなか大変ですよ」(同)

 アッキーナ&濱口はどう進化していくだろうか。

週刊新潮WEB取材班

2020年7月23日掲載

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