巨人「原監督」タニマチの“東京ドーム野球賭博” 賭けゴルフも共にプレー

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 読売巨人軍の原辰徳監督が「巨額の賭けゴルフ」に興じていた問題を週刊新潮はこれまで2週にわたり報じてきた。プレー同行者や元プロ野球選手・愛甲猛氏の詳細な証言に基づく内容である。さらには、原監督の「タニマチ」として知られる人物が、東京ドームのVIPルームで“野球賭博”を行っていたことも判明した。

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 掲載の写真の人物は、不動産会社「青山メインランド」の社長で、橋本マナミらが所属する芸能事務所「アービング」の実質的オーナーも務める、西原良三社長である。この写真は数年前、WBCの公式戦が行われていた東京ドーム「スイーツ倶楽部」内で撮影されたものだ。一般には販売されていない、「最も広い16名タイプだとおよそ4600万円」(ドーム関係者)という部屋だという。

「西原さんはそれまでもしばしば、友人をドームの試合に招待するなどしていて、この時も十数人を呼び集めていました。仕事仲間に混じって“ゲスト”の中には人気男性タレント、そしてモデルのような女の子も何人かいて、華やかな雰囲気でしたね」(不動産関係者)

 この日、西原社長ご一行は、目の前で行われるゲームで“賭け”を行っていたという。

「次にピッチャーが投げる球がストライクかボールか、1球ごとに当てるというもの。丁半ばくちのようで、ファールならストライク扱い。全員が参加していたわけではありませんが、相当な金額が動いていたと思います」(同)

 写真を確認すると西原社長は1万円札を手にしているから、1球ごとに1万円ずつ張っていたのだろう。

 西原社長は、原監督とも昵懇の仲。球団が宮崎キャンプや那覇キャンプを行う際には現地で集合し、共に賭けゴルフを行っていたと社長を知る関係者は明かす。

「でも、監督は上手すぎて誰も勝てない。一緒に回った3人あわせて100万円以上の負け金を支払うといった結果に終わるのが、大方のパターンでした」

 西原社長に東京ドームでの野球賭博について質すと、代理人弁護士から、

「取材には一切お答えしません」

 との返事があった。巨人は西原社長や青山メインランドとの深い関係を否定。

 7月9日発売の週刊新潮では、野球賭博の“現場写真”と共に、新たに判明した原監督の“賭けゴルフ人脈”について報じる。

週刊新潮 2020年7月16日号掲載

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