秋篠宮ご一家、コロナ禍で「ご夫妻とご姉妹は別々」の亀裂 ガウンご寄付にも批判の声

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 列島を覆い尽くしたコロナ禍にも、ようやく出口の兆しが見えつつある。皇室もまた少なからぬ影響を受け、天皇陛下をはじめ皇族方はお心を痛めてこられた。その間、あまたの取り組みがなされたのだが“懸案”が棚上げされている秋篠宮家には、あらぬ世評が……。

 両陛下は5月20日、雅子皇后が名誉総裁を務められる日本赤十字社のご進講を受けられた。

「陛下は医療従事者の尽力に謝意を表されながら『このような状況が長期化する中、(中略)心ない偏見に遭う方もおられると聞き心配しています』と、現場の人々をお気遣いになりました。4月の尾身茂・専門家会議副座長の際もしかり、ご進講での陛下のおことばが公になるのは異例ですが、ビデオメッセージなどではなく、陛下はあえて国民に『ご発言』の形で寄り添おうとお考えになったのだと思われます」(宮内庁担当記者)

 一方で、秋篠宮家もまた精力的に動かれており、

「ご夫妻は3月以降、秋篠宮さまが総裁を務める恩賜財団済生会や、同じく紀子さまが総裁である結核予防会の関係者から聞き取りをなさってきましたが、以降はもっぱらオンラインでコロナ関連のご説明を受けておられます。5月11日には、眞子さまと佳子さまも参加されて済生会の複数の関係者からヒアリングをなさっていました」(同)

 その時、済生会の関係者から、現場では医療用防護服が不足し、ごみ袋でガウンを作っているなどと実情が明かされたのだが、

「これを受け、ただちに秋篠宮家は動き出しました。おもに紀子さまがイニシアチブを取られ、ご家族総出で皇嗣職も広く動員し、ポリ袋を用いて“手作りガウン”の製作を進められたのです」(同)

お部屋の使い方も…

 作業は急ピッチで進み、5月15日に100着、22日には200着の医療用ガウンが済生会に届けられた。が、こうしたニュースが報じられると、暗礁に乗り上げた眞子さまの結婚問題などと相まって、

〈パフォーマンスにしか見えません。何よりも結婚問題を解決、破談と発表される事が何よりと思われますが。〉(原文ママ)

〈改築費33億も使う人がわざわざ手作りですか?〉

 等々、ネット上では心ないコメントが相次いだのである。さらに先の記者は、

「小室さんの問題を巡っては、秋篠宮ご夫妻と眞子さまとの関係がこじれた上、姉宮のお気持ちに共感する佳子さまも巻き込んで四方のご関係が冷え込んでいます。それが図らずも露呈したのが、さる5月15日の皇嗣職大夫の会見でした」

 というのだ。

「11日のオンラインご進講について大夫は、初めて四方ご一緒に受けたと明かしたのですが、記者から『同じ部屋か』と聞かれ、『できるだけ密にならないよう、別々に』としながら、その組み合わせを『両殿下でお一部屋、眞子さまと佳子さまでお一部屋』だと漏らしたのです。広い宮邸で密を避けるのなら4部屋を使えばいいわけで、やはりご夫妻とご姉妹との関係は修復されていない。そんな一端が、垣間見えてしまったのです」

 コロナ禍がなければ、眞子さまは春先にも小室さんとの実質的“結婚宣言”に踏み切っていたという。「多くの人が喜んでくれる状況にならなければ」と明言されてきた秋篠宮さまにとって、決して本意ではないはずだ。皇室ジャーナリストの神田秀一氏が言う。

「秋篠宮家のニュースにネット上でネガティブなコメントが並ぶのは、やはり結婚問題が宙ぶらりんになっていることが世間の目を引くからでしょう。お相手の小室さんは、十分な説明もないまま留学して一度も帰国せず。そこにコロナ禍で、ますます難しくなりました。もはや秋篠宮家に顔向けできない状況になってしまったのではないでしょうか」

 コロナの終息が、風向きを変えてくれるのだろうか。

週刊新潮 2020年6月11日号掲載

ワイド特集「煙が目にしみる?」より

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