コロナ禍は「命か経済か」の選択ではない

国内 社会 週刊新潮 2020年4月23日号掲載

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 コロナ対応をめぐり、外出自粛や休業の要請を行う小池百合子都知事が訴えるのは、「人命優先」という誰も否定できない正論である。これに対し、経済を優先しようという安倍官邸の姿勢は、命の軽視も甚だしいのではないか――。いまネットやSNS上では、そんな声が大勢を占めるようになった。メディア各社の世論調査では、8割超が緊急事態宣言の発令は「遅すぎた」と答える一方、都の休業補償については、8割超が評価している。しかし、これはほんとうに人の命か経済かという選択なのだろうか。...

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